JFW、伊テキスタイル見本市「ミラノウニカ」に初パビリオン出展

2014.08.25

一般社団法人日ファッション・ウィーク推進機構(JFW)と日本貿易振興機構(ジェトロ)は、9月9日から11日に開催されるイタリアテキスタイル見本市「ミラノ・ウニカ2015AW(Milano Unica 2015AW)」に特設ジャパン・パビリオン「The Japan Observatory」を出展する。8月20日には記者会見が開かれ、出展概要が発表された。

ミラノ・ウニカに欧州以外の国がパビリオンとして出展するのは今回が初。日本のテキスタイルと関連メーカー29社・団体が参加し、日本のテキスタイルの魅力を発信する。川島朗JFWテキスタイル事業事務局長によると、ミラノ・ウニカのシルビオ・アルビーニ会長も「新たなブリッジを創り、新たなビジョンを拓き、相互に利益をもたらす新たな機会。イタリア及び欧州のトッププロダクションと同等の高品質、高度に専門的な日本のプロダクションと連携していく」と期待を寄せているという。

会場は日本を象徴する赤と黒を中心としたビジュアル構成で、JFWが提案するシーズン・トレンドの中から「時空魂」と「渋カワイイ エッセンス」という二つのテーマにフォーカスしたトレンドコーナー、出展各社の一押し素材を展示するインデックスコーナー、ビジネスラウンジ、リラックスエリア、出展者ラウンジなども設ける。

また、過去にジェトロが日本に招聘した有力ブランドのバイヤーを誘致し、ジェトロのスタッフや通訳者を配置してマッチングをサポート。「ジョルジオ アルマーニ(Giorgio Armani)」、「ボッテガ・ヴェネタBOTTEGA VENETA)」、「コスチューム ナショナル(CoSTUME NATIONAL)」、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」、「フェンディFENDI)」、「グッチGUCCI)」などのラグジュアリーブランドが来場を予定しているという。

三宅正彦JFW理事長は「日本の良さが国際的にも認められて来ていることを実感している。このチャンスをぜひ活かしてほしい」と挨拶。貝原良治JFWテキスタイル事業運営委員長は「匠の技術と最新の技術が融合する日本のテキスタイルを今後も継続してアピールして行きたい。安心安全さだけでなく、常に新しいものを開発する姿勢を知り、次への期待感を持ってもらえるような展示に出来れば」と話した。また次シーズンの出展も決まっており、8月末に出展社の募集を開始することも明かされた。

出展企業は、東レ株式会社、東レ合繊クラスター(小松精錬株式会社、丸井織物株式会社、福井経編興業株式会社)、株式会社SHINDO、第一織物株式会社、一般社団法人福井県繊維卸商協会(旭化成インターテキスタイルズ株式会社、冨田商事株式会社、ひかり商事株式会社、畑岡株式会社)山梨県絹人繊織物工業組合(糸の音、株式会社川栄、株式会社前田源商店)、有限会社福田織物、古橋職布有限会社、公益財団法人一宮地場産業ファッションデザインセンター(Team GIFU、石慶毛織株式会社、長大株式会社、遠山産業株式会社、中伝毛織株式会社、株式会社日興テキスタイル、株式会社ヒラノ、宮田毛織工業株式会社)、株式会社林与、宇仁繊維株式会社、瀧定大阪株式会社、八木通商株式会社、株式会社カゲヤマ、株式会社エイ・ガールズ、JFW/ジェトロ。主な一押し素材は、最軽量クラスのダウンジャケット用素材(八木通商)や、ラグジュアリーなカットソー素材(エイ・ガールズ)、多色杢糸を使用した「Rainbow Silk」(川栄)など。
齊藤真菜
  • 記者会見の様子。左より、貝原良治JFWテキスタイル事業運営委員長、川島朗JFWテキスタイル事業事務局長
  • JFWの三宅正彦理事長
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