6/10-11 一番街シネマvol.13『大力・三浦監督特集』

近所で買い物帰りに気軽に映画が観れたら。日常の中で、もっと身近に映画があったら。「一番街シネマ」は、そんな考えから生まれた映画上映会です。

今回は、大阪在住の幼なじみ2人組、大力拓哉・三浦崇志監督作品を特集。遊び心と関西の日常の空気感が詰まった『ほなね』や最新作『大力と三浦』など、精力的に制作を続け海外の映画祭でも評価されてきた2人のフィルモグラフィーの中から4本をセレクトして上映します。2日目の最後はオンラインでの監督トーク付きです。

日時:2023年6月10日(土)18:00開場
   上映①18:30-19:20/上映②19:45-20:57
   2023年6月11日(日)16:30開場
   上映③17:00-18:24/上映④18:50-19:50
   監督トーク20:00-20:30(現地に来ていただけることになりました!)
(③④いずれの上映をご覧いただいた方もトークにご参加いただけます)
会場:藤棚デパートメント
料金:各回1,000円
   (1日通しで2本お申し込みの方はドリンクチケット付き)
定員:各回申込先着12人

※ご参加の際はマスクの着用をお願いします

申し込みはこちらから

①6月10(土)18:30-19:20
ニコトコ島
2008年/音声:日本語/47分/モノクロ/DV

大力・松田・三浦の3人は船に乗る。
船に乗って、彼らは「どこか」へ向かう。
とある島に到着した3人は、どこへ向かうでもなく、
おしゃべりをしながら岩山や森を歩き続ける。

<2009年イメージフォーラムフェスティバル大賞>
<第62回ロカルノ国際映画祭(スイス)コンペティション部門「Filmmakers of the Present」選出>

映画『ニコトコ島』

②6月10(土)19:45-20:57
ほなね
2016年/音声:日本語/72分/DV

太郎のおじさんは色々なところへ行ってビデオを撮るのが趣味だ。
太郎とおじさんは、おじさんが撮ってきたビデオを一緒に見ながら話をする。
どこにでもあるような風景が、2人の会話で特別なものになっていく。

<アメリカ アナーバー映画祭 ベストインターナショナルフィルム賞>

映画『ほなね』

③6月11日(日)17:00-18:24
金太と銀次
2019年/音声:日本語/84分/DV

タヌキの金太とロボットの銀次は友達だ。もうずいぶん長いこと友達だ。
2人は2日に1回くらい会い、森の中を散歩したり、おしゃべりを楽しんだりする。
銀次が作った音楽に合わせて、みんなで踊ろう。

<マルセイユ国際映画祭ワールドプレミア上映>

映画『金太と銀次』

④6月11日(日)18:50-19:50
大力と三浦
2021年/音声・字幕:なし/60分/DV

大力と三浦の2人は、車に乗って田舎をウロウロする。
目的のない移動を、会話代わりの音楽が彩る。

映画『大力と三浦』

大力拓哉 三浦崇志
共に1980年生まれ、大阪在住。
小学生から幼なじみの2人は、遊びの延長から一緒に映画を作り始める。
撮影、構成、出演、音楽、美術など映画制作のほぼ全てを2人で行う。
今回上映作品のほか、2007年イメージフォーラム・フェスティバル入選『タネ』、2008年第4回シネアストオーガニゼーション大阪(CO2)助成作品の中編『僕達は死んでしまった』、パリのポンピドゥー・センター(国立美術文化センター)で初上映された『コロ石』(2010)、ローマ国際映画祭「CINEMAXXI」コンペティション部門上映『石と歌とペタ』(2012)など。
http://dddmmm.info/

大力・三浦監督